北風が頬を刺す季節。冬枯れの街にモノトーンの薄衣がかかります。この時季の風物詩のひとつが、「ふくら雀」と呼ばれる丸みを帯びた雀たちの姿です。これは防寒のため空気を溜めこんで丸々と羽を膨らませているから、あるいは、ふくよかに見える子雀のこととも言われています。ふっくらと可愛らしい雀にちなみ、振袖に似合う膨らんだ帯の結び方は、ふくら雀と呼ばれます。また同じようにふっくらした日本髪の結い方もふくら雀です。ふくら雀には、「福良雀」「福来雀」といった漢字が当てられ、新しい年を迎える冬の縁起物として古くから親しまれてきました。
博多には、ふくら雀のような縁起のよい食べ物に「ふく」があります。ふくとは冬の味覚の王様、河豚のこと。さばいて布に包み1~2日寝かせていたことから昔は「布久」の字が当てられていましたが、博多では「福」につながるということで濁らず「ふく」とも呼ばれています。キュッと締まった絶妙な歯応え、寝かせることで熟成したえもいわれぬ旨み。日本酒を楽しみながら“ふく”を味わう至福は、何物にも代えがたい輝きを放っています。冬から早春にかけて、ホテル日航福岡の日本料理「弁慶」では厳選した河豚を熟練の技で仕上げた多彩なコースをご用意しています。この時季、河豚と並び称される「あら」料理同様、旬ならではの美味で心ほどける時間をお楽しみください。
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家族の健康や良縁を願う初詣、商売繁盛のお参り、合格祈願…。冬から春にかけては神社へ足を運ぶ機会が多い時期です。ホテル日航福岡の近くには博多の総鎮守として親しまれる櫛田神社や筑前一之宮である住吉神社といった古社をはじめ、ちょっと足を延ばせば1月3日に奇祭「玉せせり」が行われる筥崎宮や、全国にその名を知られる学問の神様・菅原道真公ゆかりの太宰府天満宮があります。いずれの神社もご利益を願う参拝客でいっぱい。これらの神社を巡る三社参りができれば、ある意味で贅沢の極みと言えるかも知れません。ホテル日航福岡では今、太宰府へのお参りにもご利用いただける西鉄電車企画乗車券「きっぷら」を取り扱っています。抹茶セットやさまざまな施設での割引特典が付いた太宰府散策きっぷや、うなぎ料理の割引券が付いた湯ったり柳川きっぷなど、行き先は多種多様。参拝や小旅行にぜひご利用ください。また、館内のレストランでは2月1日~3月31日まで「“海老・蟹・和牛”食の王道味わい尽くし」フェアを開催。人気の食材をテーマに、各レストランの料理長がフェア限定の特別メニューを創作します。フェアに先がけて販売中のレストランチケットをご利用いただきますと、大変お得にお召し上がりいただけます。新しい年の口福はホテル日航福岡から。上質のおもてなしと心ときめく味わいで皆様をお迎えいたします。2012年もどうぞよろしくお願いいたします。

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